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品番 | 34-14799 |
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レコード番号 | SLS811 |
作曲家 | アントン・ブルックナー |
指揮者 | ヘルベルト・フォン・カラヤン |
オーケストラ | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音種別 | STEREO |
ジャケット状態 | EX |
レコード状態 | EX |
製盤国 | GB(イギリス)盤 |
グレード(交響曲) | ミディアム |
RecordLabel | WHITE&BLACK DOGX2,COLOR DOGX1二種混合 |
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Recording&Weight | STEREO 3枚組(140g/130g/130g) |
Release&Stamper | 1971 4G/1G 1G/2G 2/2G |
Record | (1) rub&scratch: (2) surface:2枚目2面前半3-4cm擦れ複数散見パチノイズ発生可能性有り (3) spindlemark: |
Jacket(box) | (1) face:上面擦れ起因による剥がれ軽微散見 (2) back:右上角1-2cm折れ (3) spine: (4) bottom&top:上面中央部1-2cm裂け (5) innersleeve: (6) booklet: |
Recordkarte | (1) recorddate: (2) recordsession: (3) p&e: (4) addition:解説書付き |
カラヤンのブルックナーの交響曲は多数の録音があるが、ベルリンフィルの実力を最高に引き出しているのは当盤であろう??? この録音はブルックナー交響曲第4番第7番の2曲がまとめて録音され,3枚組のLPで発売されたのが初出。加えて極めてスタイリッシュかつパワフルで録音も素晴らしく、オーディオ的観点からも胸のすく音の洪水!本録音はカラヤンの何時もの重厚感がたまらなくいいし、豪華絢爛なベルリンフィルも健在!!!当時のベルリンフィルは木管楽器にゴールウェイ、コッホ、ライスター、ピースクなど最高の名手が絶頂期を迎えており、そのアンサンブルは他に得られない圧倒的なものです。弦楽器のゴツゴツしたドイツ的な響きも魅力です。いずれにせよ,これは後年の演奏で聴ける円熟味を加えた充実の演奏とは異なる,壮年期のカラヤンの気迫漲る圧倒的な名演であり,他のスタジオ録音からはなかなか聴くことのできない仕上がりとなっているのは、プロデューサーが、前出のモーツァルト同様ミヒャエル・グロッツであるからでは???カラヤンは75年に同じベルリンフィルを指揮した独DGG盤、最晩年の89年にウィーンフィルを指揮したこれまた独DGG盤もあるが、71年盤が音楽の輪郭が最も明瞭で、ブルックナーの音楽が持つ激しさ、厳しさが際立っている。速めのテンポを取っているように見えながらもスケールは巨大で、後年のカラヤン盤の描くアルプスよりさらに標高が高い眺めを堪能出来る???イメージ上、カラヤンは最もアルプス的でなさそうな指揮者なのだが、アルプス的スケールを感じてしまうのである。しかもベルリンフィルが演奏しているから、技術的に全く問題がない。カラヤン全盛時の録音であることも相俟ってその美音には身震いするほどである。これを聴けば、ベルリンフィルとのブルックナー録音を全部聴きたくなる人が現れてもおかしくないだろう!!!凄く疲れるが・・・・。 |