GB EMI SLS827 オットー・クレンペラー バッハ・マタイ受難曲(…

GB EMI SLS827 オットー・クレンペラー バッハ・マタイ受難曲(全曲)
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RecordLabel"W&B STAMP DOG" WITH BLACK LETTERING
Recording&WeightSTEREO 4枚組(130g/130g/130g/130g)
Release&Stamper1962 3G/2G 3/3G 3/3 3G/2G
Record(1) rub&scratch:
(2) surface:
(3) spindlemark:
Jacket(box)(1) face:右上シール剥がし跡
(2) back:
(3) spine:
(4) bottom&top:
(5) innersleeve:
(6) booklet:
Recordkarte(1) recorddate:1960&61年

(2) recordsession:ロンドン、キングズウェイ・ホール

(3) p&e:ウォルター・レッグ、ダグラス・ラーター

(4) addition:解説書付き

英EMIの偉大なレコード・プロデューサー ウォルター・レッグは、アーティストを評価するときに基準となるようなレコードを作ること、彼の時代の最上の演奏(録音)を数多く後世に残すことであったという。レッグは1954年に目をかけていたカラヤンがベルリンに去ると、すぐさま当時実力に見合ったポストに恵まれなかったクレンペラーに白羽の矢を立て、この巨匠による最良の演奏記録を残すことを開始した。レッグがEMIを去る1963年まで 夥しい数の正に基準となるようなレコード がレッグ&クレンペラー・フィルハモニアによって生み出された!!!本盤も 基準盤の一枚 で、レッグの意図する処がハッキリ聴き取れる快演!!!クレンペラーの解釈は揺るぎのないゆっくりしたテンポでスケールが大きい。ゆったりとしたテンポをとったのは、透徹した目でスコアを読み、一点一画をおろそかにしないようにとも思いたくなる!!!!この気迫の籠った快演は聴き手に感動を与えずにはおきません!!!また何度聴いても飽きません!!!フィルハモニアはまさにクレンペラーの為にレッグが作り出した 楽器 だと言う事、しみじみと感じました!!!一音一音が耳に突き刺さってきました!!!オーケストラの配置が第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが指揮者の左右に配置される古いスタイルで、包み込まれるような感覚は、ステレオ録音で聴く場合には、やはり和音の動きなどこの配置の方が好ましい、まるで生演奏聴いている錯覚に陥ります。何ものにも揺るがない安定感と、確かに古いスタイルながら純粋にスコアを再現した音が、本盤には一杯詰まっている!!!聴きなれた名曲も聴き直す度に、なんらかの魅力を発見するから不思議です???この時代はモノテイクとステレオテイクが同時進行していました。モノはダグラス・ラター、ステレオはクリストファー・パーカーと違うプロデューサーが其々担当していました!!!演奏時間トータル223分。異様なまでの重さと巨大なスケールで圧倒する「マタイ受難曲」。そこではさまざまなパートが強い存在感を示しており、直情的な表現は無いにも関わらず、キリストの受難の物語を巡る慟哭・憧憬・達観といった複雑で多様な要素のそれぞれが聴き手の胸に深く迫ってきます。この「マタイ受難曲」は、メンゲルベルクやフルトヴェングラーなど往年の情緒的な演奏とはだいぶタイプが異なるとはいえ、近年常識化した軽快なピリオド様式とはさらに大きくスタイルが異なっており、どちらかというとマーラーやブルックナーなど後期ロマン派以降の音楽がお好きな方に受け入れられやすいものと思われます。 オブリガート:ガレス・モリス(フルート)、アーサー・アクロイド(フルート)、シドニー・サトクリフ(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)、ピーター・ニューベリー(オーボエ・ダ・カッチャ)、ヒュー・ビーン(ヴァイオリン)、ベラ・デカニー(ヴァイオリン)、デズモンド・デュプレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、通奏低音:ジョージ・マルコム(チェンバロ)、ヴィオラ・タナード(チェンバロ)、レイモンド・クラーク(チェロ)、ジェイムズ・W・マーレット(コントラバス)、ラルフ・ダウンズ(オルガン)

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