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品番 | 10679 |
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レコード番号 | L01.188L |
演奏者 | アイザック・スターン アレグザンダー・シュナイダー パブロ・カザルス ミルトン・ケイティムズ ポール・トルトゥリエ |
作曲家 | フランツ・シューベルト |
録音種別 | MONO |
ジャケット状態 | M- |
レコード状態 | M- |
製盤国 | FR(フランス)盤 |
グレード(室内楽) | ミディアム |
RecordLabel | DARK RED&WHITE WITH BLACK LETTERING |
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Recording&Weight | MONO(180g) |
Release&Stamper | |
Record | (1) rub&scratch: (2) surface: (3) spindlemark: |
Jacket(box) | (1) face: (2) back: (3) spine: (4) bottom&top: (5) innersleeve: (6) booklet: |
Recordkarte | (1) recorddate: (2) recordsession: (3) p&e: (4) addition:フランス製豪華厚紙見開きジャケット |
カザルスと言えばバッハ無伴奏ですが、SP復刻初版の本盤も野太く迫力ある音質に驚きました。カザルスのチェロが一番チェロらしく響いて、普通ならコモリ気味になってしまう低音部さえ、ボーイングの様子がよく分かるほどです!!1930年代後半の録音ですが、十二分に鑑賞に堪える音質です。カザルスも実に素晴らしいチェロを聴かせてくれています。確かにテクニックという点では、今のハイテク時代の優秀なチェリストと比べればたどたどしいという感じさえします。しかしそこから紡ぎ出される音楽の野太さみたいなものは、今の時代が失ってしまった大切な何かを感じずにはいられません!!!名前が同じ、同国マラガ出身のもう一人の パブロ に重なるものがある気がしてなりません!!!!こうして単なる練習曲だったバッハの無伴奏を孤高の名曲の地位に引き上げたカザルスは、世界中から注目される存在になった。交際が苦手で人間嫌いの単なるチェリストを超えた同郷のピカソと並ぶ平和主義者カザルスを公の場に登場させたのが、1950年から開催された プラド音楽祭 だと言われています。プラド音楽祭でバイオリンを弾いているシュナイダーが、カザルスの刎頚の友ホレショフスキーに頼み込んで実現したと言う。このシュナイダーという男、演奏家としてだけでなく、実業家としての才能にも恵まれ、米コロンビア社に音楽祭の資金提供交渉、首尾よく合意、結果としてカザルスをコアとした数多くの室内楽の名曲、小編成の管弦楽曲・協奏曲の実況録音のマスターテープが、発見されたのは慶賀の至りです!!!のちにこのプラド音楽祭の精神を引き継ぎ開催されたタバコ銘柄と勘違いする マールポロ音楽祭 を主催するはやりカザルスの信奉者ルドルフ・ゼルキンを相手に、まさにハミング入りで松脂飛ばしまくっています!!!!! |