NL PHIL 6747 250 クナッパーツブッシュ ワーグナー・…

NL  PHIL  6747 250 クナッパーツブッシュ  ワーグナー・パルシファル
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RecordLabelRED WITH SILVER LETTERING RARE SILVER LETTERING EARLY PRESS
Recording&WeightSTEREO 5枚組(110g/110g/110g/120g/120g)
Release&Stamper1964
Record(1) rub&scratch:
(2) surface:
(3) spindlemark:3枚目1面シール添付認識
Jacket(box)(1) face:軽微擦れ複数認識
(2) back:右上シール添付
(3) spine:
(4) bottom&top:
(5) innersleeve:
(6) booklet:
Recordkarte(1) recorddate:

(2) recordsession:

(3) p&e:

(4) addition:解説書付属


1951年7月、バイロイト再開以降1953年を除く1964年まで毎年このパルシファルのスペシャリスト、クナッパーツブッシュ。このフィリップス盤は最後の仕上げとあってスタッフ、キャスト全てに渡って完璧な布陣!!!それで独特の緊張感が漲った20世紀を代表する記録、フルトヴェングラーの第九と双璧???やはりこれは歴史の一頁として語られるべき録音。音質も金管が生々しくズシッ、ズシッと押し寄せてきて深く濃い音が迫ってきて、圧倒されました!!!また、バイロイトでの演奏という避けられないハンディを負っているものの、音の厚みを伴い、バイロイトの 穴倉?? から湧き上がってくる感じはもう最高。数回の公演のベスト部分をつないだとされるだけあってライブとは思えない完成度。後にワーグナーの使徒と謳われるクナによる録音は、50年余を経ていまだに輝きを放っています。ズシリと腹に響く低音の凄みから繊細な高音域まで、フィリップスならではの生々しいサウンドに捉えられており、聖金曜日の音楽など素晴らしく感動的。ホッターやトーマスの熱唱と、どこまでも高揚する崇高な音楽が見事なマッチングを見せた、クナとしても滅多にないほどすごい演奏をかなりの情報量で伝えてくれているのです。しかも続く場面転換の音楽での巨大なスケールと金管の迫力、低弦の凄みには言葉もありません。代名詞となった ズボン吊り を身につけ指揮する写真は有名ですが、その指揮ぶりは、さながら宗教儀式!!!この強力な個性が、クナの芸術を難解なモノとし我々凡人には理解出来ないような懐の深い何かを具現しているのでは???この理解し難い難解な個性こそが、クナだと思っています。指輪全曲をこのクナで企てようとワルキューレ第一幕を試験録音したカルショーの くやしさ がしみじみ解る気がしました!!!クナのわが道を行く強烈な個性は永遠に誰も真似することは出来ないと断言しておきます!

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