DE DGG 2530 730 ミルシテイン バッハ・無伴奏

DE DGG 2530 730 ミルシテイン バッハ・無伴奏
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品番 8538
レコード番号 2530 730
演奏者 ナタン・ミルシテイン
作曲家 ヨハン・セバスチャン・バッハ
ジャケット状態 M-
レコード状態 M-
製盤国 DE(ドイツ)盤
グレード(器楽) ミディアム
販売価格  3,300 円 (税込)
※この商品は購入できません
RecordLabelBLUE LINE
Recording&WeightSTEREO(130g)
Release&Stamper1975
Record(1) rub&scratch:
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Jacket(box)(1) face:
(2) back:
(3) spine:
(4) bottom&top:
(5) innersleeve:
(6) booklet:
Recordkarte(1) addition:


演奏家としては、同門のハイフェッツと同じく、傑出した超絶技巧の持ち主ではあったが、それを前面に押し出す演奏には消極的だったと言う。むしろイザイを通じて身につけた、歌心と美音を尊重するベルギー楽派の優美な演奏スタイルが際立っている。そのためしばしばミルシテインは バイオリンの貴公子 と称される。同門のハイフェッツやエルマン比してアクは少ない。しかしその音楽は決して退屈なものではなく、時にはフランス流エスプリ色の強い堅固に構築された音楽の中からほとばしる情熱を垣間見せる。 使用楽器は高名なストラディヴァリウスで、制作時期は黄金期ではあるが一級の名器に比べるとやや音量が少な目の楽器だという。しかし本盤を聴けば、この楽器の潜在能力を十分に引き出していたと言えるだろう。シャコンヌは、入神の芸 とも言うべき素晴らしい演奏です!!!一挺のバイオリンがフルオーケストラに引けをとらない感動を与えてくれることを如実に証明してくれた演奏です!!!一つの楽器に可能な限り有効な音を詰め込み、表現の極限に挑戦したバッハの意欲的な創作と、調性による曲の性格の違いを明確に描き切っている!!!この演奏は文句無く最高で、他の追随を許さず超然としています。この演奏を聞くとまず、これがスタジオ録音であるが、あたかもライヴのように生々しく、びりびり伝わってくるものがあります。そんな目の前で弾かれているかのような実在感と緊張感があるのは、ミルステインの感情が深いところから完全に音にのって現れてくるからでしょう。汗が散る様子すら容易に目に浮かぶ物凄い熱演です!!!EMIでの1950年代の録音かと思いますが、既に大家の貫禄がきっちり出ている!!!ボウイングは、切れ味の鋭さではなく力強さと荘重さを伴い、テンポもややゆったり目で、じっくり進んでいきます!!!弓を端から端まできっちり使っているようなボウイングの効果が最もよく現れるのが シャコンヌ かな??普段聴きには向きませんが、訴えてくるものが本当に強い演奏です。気づいたら椅子の上で正座して聴いていました!!!

Audio Equipment
 

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