GB DEC LXT5495-7 ショルティ ワーグナー・ラインの黄金

GB  DEC  LXT5495-7 ショルティ  ワーグナー・ラインの黄金
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品番 8969
レコード番号 LXT5495-7
演奏者 ビルギット・ニルソン
作曲家 リヒャルト・ワーグナー
指揮者 ゲオルク・ショルティ
オーケストラ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音種別 MONO
ジャケット状態 M-
レコード状態 EX
製盤国 GB(イギリス)盤
グレード(オペラ) ミディアム
販売価格  5,500 円 (税込)
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RecordLabelORANGE WITH SILVER LETTERING
Recording&WeightMONO三枚組(うち一枚はフラット盤)(150gX3)
Release&Stamper1A/1A/1A/1A/1A/1A
Record(1) rub&scratch:所々で軽微なパチノイズ発生
(2) surface:3枚共両面で引出しに伴う軽微な擦れ散見
(3) spindlemark:
Jacket(box)(1) face:上蓋左上角割れ
(2) back:
(3) spine:
(4) bottom&top:
(5) innersleeve:
(6) booklet:全頁で染み散見
Recordkarte(1) recorddate:

(2) recordsession:

(3) p&e:

(4) addition:


クナによる、1951年バイロイトでの「指環」全曲ライヴ録音のリリースを断念したカルーショーは、スタジオ録音を計画。まず、「ワルキューレ」からその録音は始まったが(1957年10月)、クナはカルーショー・チームに非協力的で、結局カルーショーは、断念。その時の、クナによる第1幕の録音だけはリリースされたが、ショルティに白羽の矢を立て本セットの三幕テスト録音した結果、出来上がりは上々!!!!最終的にショルティを据え、レコード録音の偉業と讃えられた英デッカ社の「指環」全曲録音は完成。当然社運をかけたプロジェクト!!!ワルキューレ三幕テスト録音同様、録音、臨場感、演奏全てが、満足できる域に達していることは言うまでもない!!!! 指環は人類史の一時代が没落してゆく、その発端、その過程、その結末を描いた物語だという人が居ます。小生も其の通りだと思います!!!ワーグナーは指環によって、愛を失い、権力と富のみを追い求める19世紀の資本主義社会を批判したわけですが、その批判は21世紀の現代にもピッタリ当てはまります???ヴォータンは槍の柄を削り出して世界樹を枯らしてしまい、アルベリヒはラインの河底に潜在していた黄金を強奪し、愛を呪って指環を作り上げます。つまり指環には、世界没落の発端は自然収奪・破壊にあるという、毎日紙上を賑せているテーマをワーグナーは19世紀に警笛を鳴らしていたと云えるのでは???昨今の贈収賄・企業不祥事・偽造・捏造等々当事者はこの指輪のストーリーを知っていたかのように自らシナリオ描いています!!!!この三幕の成功がなかったなら、全曲完成は夢に終わったと云えましょう!!!!!そうした英デッカ社の史実を連想しながら試聴すると興味深いです。

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