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品番 | 93-19899 |
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商品名 | FR VSM FALP136 ヤッシャ・ハイフェッツ メンデルスゾーン&モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲 |
レコード番号 | FALP136 |
演奏者 | ヤッシャ・ハイフェッツ |
作曲家 | フェリックス・メンデルスゾーン ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト |
指揮者 | トーマス・ビーチャム |
オーケストラ | ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音種別 | STEREO |
ジャケット状態 | EX- |
レコード状態 | EX++ |
製盤国 | FR(フランス)盤 |
グレード(協奏曲) | ミディアム |
RecordLabel | "LARGE DOG IN SEMI-CIRCLE" WITH SILVER LETTERING |
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Recording&Weight | MONO (150g) |
Release&Stamper | |
Record | (1) rub&scratch: (2) surface:1面光に反射させて認識できる程度の軽微な擦れ2-3本 (3) spindlemark: |
Jacket(box) | (1) face: (2) back: (3) spine: (4) bottom&top:上面引き出し部角3-4cm裂け認識 (5) innersleeve: (6) booklet: |
Recordkarte | (1) recorddate:1947年(メンデルスゾーン)、1949年(モーツァルト) (2) recordsession: (3) p&e: (4) addition:棒付きジャケ、優秀録音、名演 |
イメージよりももっとロマンティックで名人芸的なモーツァルトの4番の協奏曲。本当はもっと古典的で荘重なメンデルスゾーンの協奏曲。作品を鋳型にはめて解釈すると見落とされてしまうこうした面を、ハイフェッツは見逃しませんでした。あくまでも音楽を主体に、己の音をつむぎだすことに専念した彼のこうした姿勢は衒学的に非難されがちですが、この盤に収録されている馴染み深い協奏曲を聴けば、ハイフェッツがいかに偉大なる解釈レベルに達していた演奏家であるか、明確になることでしょう。クリアで淡白とも言えるほどのテンポ。圧倒的な技術に対する驚きは今聞いても実に新鮮に感じられ、特にそれは細かいトリルやパッセージワークで効果が素晴らしい。常に聞く手の予測を2歩も3歩もリードするようなスケールの大きさの演奏。そして何より、音符一つ一つ全てが驚くべきエネルギーで心の真ん中に突き刺さってくるようなハイフェッツの独特ではあるが、同時にバイオリン界、音楽界の全てを物語ってくる奏法です。メンデルスゾーンは初録音。この10年後に録音したRCA盤が有名ですが、当盤の方が抒情的な趣があり、曲想に相応しい切れの良い技巧と濃厚な色気のある歌い方は同じだが、しなやかで剛直になり過ぎない当盤の方が好感が持てる。 |