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品番 | 2-11871 |
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商品名 | FR VSM 2C165-02293-7 カラヤン ワーグナー・トリスタン&イゾルデ(全曲) |
レコード番号 | 2C165-02293-7 |
演奏者 | ジョン・ヴィッカーズ ヘルガ・デルネシュ ヴァルター・ベリー カール・リッダーブッシュ |
作曲家 | リヒャルト・ワーグナー |
指揮者 | ヘルベルト・フォン・カラヤン |
オーケストラ | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音種別 | STEREO |
ジャケット状態 | M- |
レコード状態 | M- |
製盤国 | FR(フランス)盤 |
グレード(オペラ) | ミディアム |
RecordLabel | COLOR STAMP DOG |
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Recording&Weight | STEREO 5枚組(135g/135g/120g/135g/145g) |
Release&Stamper | 1972 |
Record | (1) rub&scratch: (2) surface: (3) spindlemark: |
Jacket(box) | (1) face: (2) back: (3) spine: (4) bottom&top: (5) innersleeve: (6) booklet: |
Recordkarte | (1) recorddate:1971年12月、1972年1月 (2) recordsession:ベルリン、イエス・キリスト教会 (3) p&e: (4) addition:解説書付き |
カラヤン指揮ベルリンフィルの演奏はまさに一時代を築き挙げただけに、黙って通り過ぎるわけにはいかない。管弦楽曲だけを集めたものではなくても、指揮者とオケが強力に存在感を誇示しているのである。カラヤンのこのトリスタン&イゾルデ盤は、室内楽的という評判があるが、オケがここが腕の見せ所とばかりにパワフルに演奏しまくっている。その意気込みはおそらくカラヤンから乗り移ったものだろう。切れ味鋭い弦楽器をはじめ、各セクションが狂乱状態を演じているように見えながらも、一糸乱れぬ揃い方をしているのに感服してしまう。重厚さでも熱狂的な雰囲気でも、他の演奏と隔絶している。70年代初頭の録音ではあるが、英EMIの録音スタッフが最善の努力を払ったと見えて、音質も最高である。圧倒的な音響と熱狂に心奪われるのである。ベルリンフィルがこのような鳴りっぷりをしたのも、カラヤンの指揮下で、しかも60年代から70年代にかけてだけのような気がする。指輪が録音された66年から70年初頭位までが、このコンビの絶頂期だったのだろう。多分カラヤンは、聴き手が望んでいることを完全に読み取ることができたのだろう。そして、それを自分が意のままにできるベルリンフィルという最高の楽器によって実現出来たのである。そうした姿勢がアンチカラヤンを作ってしまったのだろうが、カラヤンがやってきたことは、他の指揮者は出来るのだろうか???自分の思い通りにオケをドライブするという技術において、カラヤンの右に出る者はいないと本盤聴くたびに思います!!! |