DS Audio&SOULNOTEカタログ

辿り着いた音の新基準

音にこだわったからこそ、聴いて欲しい音があります。

「ヴィンテージのオーディオをもっといい音で鳴らしたい」
そのために、ヴィンテージ機器に最新機器やパーツを組み合わせる導入テストを繰り返してきました。
そんな中で出会ったDS AUDIOの光カートリッジが可能性を広げました。
ヴィンテージのスピーカー&アンプをコアとしたシステムをどこまでブラッシュアップできるか。
長年試行錯誤を繰り返す中でやっとこれらの機器に辿り着いたのです。
ヴィンテージ機器と組み合わせて使うことで、
大きな効果を得られる可能性を持った機器だけを厳選してご紹介します。

アナログ機器関連
analog

SOULNOTE
E-1Phono Equalizer
E-1Phono Equalizer

SOULNOTE 10周年記念モデル!
伝説のフォノイコライザph1.0の基本回路構成を踏襲。無限に広がるアナログレコードの可能性を追求。

■カラー:プラチナム・シルバー/ブラック

定価 ¥200,000(税抜)

WEB SITE Specifications
SOULNOTE
E-2Phono Equalizer
E-2Phono Equalizer

従来のMC/MMカートリッジに加え、DSAudio光電式カートリッジにも対応全方式のカートリッジが再生可能なオールインワン フォノイコライザーです。

■カラー:プレミアム・シルバー/プレミアム・ブラック

定価 ¥550,000(税抜)

WEB SITE Specifications
DS AUDIO
DS Master1
DSMaster1

■カンチレバー:サファイヤカンチレバー
■針先:マイクロリッジ針
■ボディ材:超々ジュラルミン削りだし

定価 ¥700,000(税抜)

WEB SITE Specifications
DS AUDIO
DS W2
DSMaster1

■カンチレバー:ボロンカンチレバー
■針先:マイクロリッジ針
■ボディ材:アルミニウム削りだし

定価 ¥400,000(税抜)

WEB SITE Specifications
DS AUDIO
DS 002
DSMaster1

■カンチレバー:アルミニウムカンチレバー
■針先:シバタ針
■ボディ材:アルミニウム削りだし

定価 ¥200,000(税抜)

WEB SITE Specifications
Technics
SL-1000R 受注生産品
SL-1000R

ダイレクトドライブ方式が切り拓く新たな音の領域へ

■カラー:シルバー

定価 ¥1,600,000(税抜)

WEB SITE
Technics
SP-10R 受注生産品
SL-1000R

ダイレクトドライブ方式が切り拓く新たな音の領域へ

■カラー:シルバー

定価 ¥800,000(税抜)

WEB SITE

セット商品
set

DS AUDIO
DS Master1&イコライザーセット
DSMaster1&EQセット

DS Master1とイコライザーのセット。

定価 ¥2,200,000(税抜)

Specifications
DS AUDIO
DS W-2&イコライザーセット
DSMaster1

DS W-2とイコライザーのセット。

定価 ¥1,200,000(税抜)

Specifications
DS AUDIO
DS-002&イコライザーセット
DSMaster1&EQset

DS 002とイコライザーのセット。

定価 ¥450,000(税抜)

Specifications

デジタル機器関連
digital

SOULNOTE
C-1CD Player (250台限定生産)
C-1

■カラー:プラチナム・シルバー/ブラック

定価 ¥180,000(税抜)

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SOULNOTE
D-1 D/A Converter
D-1

■カラー:プラチナム・シルバー/ブラック

定価 ¥290,000(税抜)

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販売価格について
price

Record Soundではここに表示してある価格で販売することはありません。

本物の音がわかるRecord Soundだからこそ、沢山の方に聞いて欲しい。

そんな想いからRecord Soundだけの特別価格をご用意しました。

ハイエンドな機器を手に入れやすい価格設定にしております。ぜひ一度相談してみてください。

販売価格についてはお気軽にお問い合わせください。TEL0863-53-9922
店長のレビュー

DS-W2のレビューを見る

当店初の光カートリッジ導入となったのは、ラインナップの真ん中に位置づけられるDS-W2。最新モデルでもあるので、一番の期待を背負っての登場となります。
発電部などの構造はフラッグシップ・モデルのMASTER1と共通で、ボディとカンチレバーの素材が変更されています。カンチレバーはMaster1のサファイヤから軽量高剛性なボロンに、ボディはジュラルミン削り出しからアルミニウム削り出しに。針先は共通のマイクロリッジ針を使用しています。

ブラック仕上げされたアルミ削り出しボディに赤く光るLEDというデザインは良くも悪くも個性的で、「光電型」をビジュアルでも強く主張したもの。専用イコライザーからの給電が目で確認できるので便利といえば便利。最新のカートリッジらしく、カンチレバーは極細タイプなので、取り扱いにはくれぐれもご注意ください。
見た目のカンチレバーの太さはortofon SPU-Aの半分以下で、チップは10倍ルーペでようやく形状が確認できるほどの極小タイプです。

さて、試聴を始めます。
システムは、
光カートリッジ DS AUDIO DS-W2
トーンアーム TELEFUNKEN PS81
ターンテーブル SP-10mk3
フォノイコライザー SOULNOTE E-2
アンプとスピーカーはいつものリファレンスシステムで、イコライザーからパワーアンプへはオリジナルのアッテネーターを介して直結とします。
パワーアンプ BEAM ECHO Avantic DL7-35
スピーカー BBC MONITOR LS3/1

まず最初に気づくのは、極小のマイクロリッジ針と振動系の軽さのメリットなのか、埃などによるノイズが響きの少ない乾いた音になり、ノイズレベルが下がったように感じます。「パチッ」という音が「プツッ」という感じです。レコードに記録されているノイズそのものはもちろん再生されますが、付帯音がないため聴感上のS/Nは全く違います。無音の状態からパッと音楽が始まるという、ここだけ取ればデジタル音源のような錯覚を覚えます。
肝心のサウンド・クオリティは、一言でいうと鮮度の高い音。聴きなれたレコードの音が一枚も二枚もヴェールが剥がれたように鳴りだし、最初の数十秒でその場にいた全員が「おいおい、なんだよこりゃあ」と顔を見合わせました。
これまで散々チューニングを繰り返して音を追い込んできたオルトフォンのシステムが、あっさりと凌駕されてしまった…
最大の違いはその鮮度感。Victor マスタリングエンジニア小鐵氏の言葉がメーカー公式サイトにありましたが、「光カートリッジはレコードの波を極めて忠実に拾っているという印象です。例えるならばラッカー版を聴いているような音とでもいえるでしょうか。解像度の高いクリアーな音,鮮度の高い音といった表現も出来るかと思います。」という言葉がそのまま納得できます。ラッカー盤は聴いたことないですが、ハイレゾ・ファイルの音に一番近いと感じました。しかも、アナログ独特の質感はそのままなので、アナログとデジタルの良いとこどりが実現した!!とテンションが上がります。レコード盤にここまでの情報が入っていたことに正直驚きました。

ハイエンド・カートリッジと呼ばれる製品は50万円以上がざらにあり、またヴィンテージ・カートリッジもまた価格高騰の昨今、これだけの音質のカートリッジが40万円というのは決して高くはないと言えるのではないでしょうか?

DS-Master1のレビューを見る

次に試聴イベントでメーカーさんから貸し出ししてもらったMaster1を聴きます。
サファイヤカンチレバーという、超高硬度かつ軽量な素材を奢ったフラッグシップ・モデル。超々ジュラルミンの削り出しによる高剛性ボディと相まって、針先の振動に対して一切の付加も減衰も排除した、アキュレートに電気信号に置き換える最高峰のカートリッジと各誌レビューでも絶賛されたモデルです。
見た目はブラック仕上げされた超々ジュラルミン削り出しボディにLEDが光る、シリーズ共通のデザイン。柔らかい紫色の光はフラッグシップ・モデルらしく、下位モデルよりも高級な感じがします。専用イコライザーからの給電が目で確認できるのはやはり便利。
カンチレバーはDS-W2同様、極細タイプです。MASTER1はサファイヤ・カンチレバーを採用しており半透明のため、見た目はあまりの細さに不安になるほどです。ただ、宝石のカンチレバーと言ってもサファイヤは割れに対する強さ(靭性)はダイヤモンドを上回る強さを持つ素材でなので、通常の極細カンチレバーと同様の扱いで大丈夫なはずです。

試聴はDS-W2と全く同じ環境で、今回もイコライザーはSOULNOTE E-2との組み合わせです。
実は視聴前の期待度で言えば、あまり高くなかったのが実際のところ。
最新モデルのDS-W2があまりにも凄かったために、フラッグシップとはいえ前作に当たるMASTER1とそれほど差がないのではないかと考えていました。
ところが我々のそんな予想を遥かに超えてMASTER1は凄かったのでした。
DS-W2の良さをすべて持った上に、広大な空間を現出させる、まさに「コンサートホールで聴いているような」表現力を見せたのです。DSD音源などのハイレゾファイルが得意とする空間再現性をアナログレコードで高いレベルで実現してしまうとは…
低音がDS-W2と比べてもさらに締まって深く沈み込むので、音楽全体のスケール感が増す感じです。コントラバスの音程も明瞭に感じられるので、音楽のリズム感がキレを増して体が動き出しそうになります。
高音においては金管やシンバルの響きが空間を飛び散る様がありありとわかり、ホールの大きさまでが実感できるようになります。
さらに特筆に値するのが人の声の再現性の高さ。アキュレートな再生が声の生々しさに活かされ、まさにライブで聴いているような感覚を味わえます。
アナログレコードの再生において、ここまでコンサートホールの生演奏に肉薄したことは画期的と言っていいでしょう。
陳腐な言い方で申し訳ありませんが、「音楽に感動できる」カートリッジであると断言できます。

70万円という価格も納得してしまいそうになる、驚愕の体験となりました。
当店でMaster1を聴いたあるお客様も、聴く前は「カートリッジに70万?」と冷ややかなスタンスだったのが、試聴後は「これを聴いてしまったら、これにするしかない・・・」と、観念されたようです。

DS-002のレビューを見る

最後に、皆さんご期待の最廉価モデル、DS-002(とは言え20万円)の登場です。
発電部などの構造はフラッグシップ・モデルのMASTER1と共通の超軽量型で、光カートリッジの優れた特性は全て引き継いだ普及タイプ。カンチレバー素材や針先を変更することで大幅にコストダウンに成功し、ラインナップで最もコストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
デザインは上位機種と共通のデザインで、LEDは青色に光ります。
カンチレバー上位機種同様に極細タイプです。針先は上位2機種がマイクロリッジ針なのに対して、これはシバタ針を採用した、ややコンベンショナルな構成ながら、スクラッチやホコリによるノイズの質感は上位機種と違いはないと感じました。
肝心の音質は、これも従来型MCカートリッジとの対比では圧倒的なアドバンテージを感じました。S/N感の高さや歪の少なさは光カートリッジ共通の美点で、高音のエネルギー感や鮮やかさと聴き疲れしない柔らかさが両立しています。これは往々にしてトレードオフとなる機器が多く、鮮やかな再生音の機器は長時間の大音量再生では疲労感を感じることが多いのですが、光カートリッジは鮮やかでパワフルなのに全く聞き疲れしないのです。
毎日大量のLPレコードの試聴をする私にとっては非常にありがたい特性です。(もちろん、聴きやすさだけを優先したヌルいシステムは論外ですし。)
上位機種との違いは、レンジが僅かながら狭く、低音のピッチが少し上がったように感じる部分と、楽器や声のリアリティにおいて一歩及ばない部分でしょうか。
空間再現性も、Master1に比べれば、広大な空間とはならず、スピーカー間の距離プラスアルファの広がりに留まります。
楽器や声のリアリティは些細な違いともいえるし、それこそがハイエンドの世界での決定的な違いともいえるし、どこまでを求めるかによって評価の分かれるところだと思います。

まとめ

3機種試聴し終えての結論は、それぞれ値段分の価値がある、というものでした。
20万円で従来型MC/MM型カートリッジのハイエンドを凌駕するクオリティを実現したDS-002は本当に凄い。一人でも多くの人にこの機種で光カートリッジの素晴らしさを知ってほしいと思います。特に純正のイコライザーDS-002EQとの組み合わせが相性がよく、SOULNOTE E-2との組み合わせよりもナチュラルに感じました。
E-2はDS-W2及びMaster1に照準を合わせて開発されている感じがします。
最新型のDS-W2はDS-002よりもワイドレンジで鮮度感でも一枚ヴェールを剥がしたような鮮やかさで、さすが上位機種と納得させてくれます。
当店リファレンス・システムに導入してから1か月以上毎日聴いていますが、低歪で高S/N、音の鮮度感も抜群で、まさしくアキュレートな再生音で、機器の音質チェックやレコードの録音の優劣判断が容易になりました。
DS-002の2倍の40万円という価格設定は実に絶妙なところで、どちらにすべきか大いに迷うところでしょう。ただ、SOULNOTE E-2との組み合わせを前提にするならば、DS-W2がかなり優れていると言えます。
そして、Master1に関しては、手に入れられるならばぜひ手に入れていただきたい、としか言いようがありません。
レコードにこれだけの情報が記録されていることを改めて教えてくれたエポックメイキングなカートリッジです。
手に入れた方はご自身のライブラリを一から聴き直すことになるでしょう。