説明
世界中の一流オーケストラから引手あまただった1950年代後半のルドルフ・ケンペは、EMIと契約したこともあって、ビーチャムの後継者としてロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任しました。これはその充実した時期にセッション録音された、ケンペ得意のスメタナ「売られた花嫁」を含むボヘミア音楽集として企画された一枚。ケンペらしい見通しの良い丁寧な音作りとオペラで培ったドラマティックな表現が見事な名演です。希少なミントコンディションのオリジナル盤。
【収録曲】
スメタナ:歌劇『売られた花嫁』より「序曲」「ポルカ」「フリアント」「道化師の踊り」
ドヴォルザーク:「スケルツォ・カプリチオーソ」op.66
ヴァインベルガー:『バグパイプ吹きのシュワンダ』より「ポルカとフーガ」