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品番 | 2-22703 |
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商品名 | JP BLUENOTE BLP1530 JUTTA HIPP WTH ZOOT SIMS |
レコード番号 | BLP1530 |
演奏者 | JUTTA HIPP |
録音種別 | MONO |
ジャケット状態 | M- |
レコード状態 | M- |
製盤国 | JP(日本)盤 |
グレード(ジャズ) | ミディアム |
RecordLabel | |
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Recording&Weight | |
Release&Stamper | |
Record | (1) rub&scratch: (2) surface: (3) spindlemark: |
Jacket(box) | (1) face: (2) back: (3) spine: (4) bottom&top: (5) innersleeve: (6) booklet: |
Recordkarte | (1) recorddate: (2) recordsession: (3) p&e: (4) addition:1990東芝EMI謹製 |
BLUENOTE国内盤の変遷簡単に纏めると、半世紀以上前はBLUENOTEを聴くには1$=360円為替レートで米国から輸入盤を入手するしか方法がありませんでした。というのは社長のアルフレッド・ライオンは、海外プレスを認めていなかった。到底庶民の手の届く価格ではなかったハズです。漸く1966年に米リバティー社に売却され、米国以外でもレコードのプレス・販売が可能となりました。当時日本では、東芝音楽工業がリバティー社の傘下にあったことから、1967年に初めて日本プレス盤リリースされましたが粗悪品だったようです。そこで米国直輸入盤に国内解説コピー添付して販売していたようです。その後国内盤の質が市民権得る1977年頃には今回何枚か出品しますが、日本発売権がキングレコードに移管され、「特別復刻盤・特製重量レコード」とし、これもまた「独特の音」となり、ジャケットの裏面、および中袋までがオリジナル盤と同じであるとしたことで話題になりました。BLUENOTEの1950〜60年代初期モノ盤はフラット盤で分厚く重く、ディープグルーブとか深溝でした。同じ盤とまではいきませんが、ジャケットの作りも分厚く、表の写真にはピカピカの厚でのコーティングがなされています。21世紀に入り制作された再発盤では、時代とともにプレス機の仕様が変わったことや、コスト的にもそのような手間のかかることができず、ジャケットも簡素な味気ない作りになってしまいました。音質も、当時の録音はアナログテープでしたから、60年以上も経過した昨今、当時の音質のまま残ってなどいる訳が無く、デジタル補正を繰り返し全く別の音質になっています。オリジナル盤とまでいかなくとも、まだ1970〜1990年代の制作の国内盤のほうがテープの経年劣化が少なく最近の再発盤よりはオリジナル盤に近いと試聴して再認識致しました。当時の国内盤は解説があり、きっちり出来ています。日本ならではの「コレクター気質」が生み出した逸品と言えましょう。参考までに1983年に、キャピトルレコードが米リバティー社を買収したことにより、今度はキャピトルの親会社であるEMIの傘下となり、日本での発売権が再び東芝EMIとなります。この盤も何枚か出品致します |